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03月05日-04号

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  1. 三好市議会 2020-03-05
    03月05日-04号


    取得元: 三好市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 2年 2月定例会議        令和2年三好市議会2月定例会議会議記録(第4号)             令和2年3月5日(木曜日)〇議事日程   午前10時00分開議  日程第1 議案第 3号 三好市行政組織条例等の一部を改正する条例について       議案第 4号 三好市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について       議案第 5号 三好市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について       議案第 6号 三好市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について       議案第 7号 三好市印鑑条例の一部を改正する条例について       議案第 8号 三好市の証明事務等の窓口を簡易郵便局に設置する条例の廃止について       議案第 9号 三好市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について       議案第10号 三好市老人憩家条例の一部を改正する条例について       議案第11号 三好市教育支援委員会条例の制定について       議案第12号 三好市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例について       議案第13号 三好市多目的集会施設条例の一部を改正する条例について       議案第14号 三好市地域多目的施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について       議案第15号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について  日程第2 議案第16号 建物の無償譲渡について(三樫尾集会所他2施設)       議案第17号 建物の無償譲渡について(政友活性化施設)       議案第18号 土地の無償貸付けについて       議案第19号 財産の無償貸付けについて(馬場地域多目的施設)       議案第20号 財産の無償貸付けについて(落合地域多目的施設)       議案第21号 財産の無償貸付けについて(河内地域多目的施設)       議案第22号 財産の無償貸付けについて(有瀬地域多目的施設)       議案第23号 新市まちづくり計画書の一部変更について       議案第24号 市道の認定について       議案第25号 市道の変更について       議案第26号 市道の廃止について  日程第3 議案第27号 2019(令和元年度三好一般会計補正予算(第7号)  日程第4 議案第28号 2019(令和元年度三好国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第29号 2019(令和元年度三好農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  日程第5 議案第30号 2020(令和2)年度三好一般会計予算  日程第6 議案第31号 2020(令和2)年度三好国民健康保険特別会計予算       議案第32号 2020(令和2)年度三好後期高齢者医療特別会計予算       議案第33号 2020(令和2)年度三好農業集落排水事業特別会計予算       議案第34号 2020(令和2)年度三好浄化槽事業特別会計予算       議案第35号 2020(令和2)年度三好土地取得事業特別会計予算       議案第36号 2020(令和2)年度三好給食事業特別会計予算       議案第37号 2020(令和2)年度三好市井内財産特別会計予算       議案第38号 2020(令和2)年度三好簡易水道事業特別会計予算       議案第39号 2020(令和2)年度三好水道事業会計予算       議案第40号 2020(令和2)年度三好国民健康保険市立三野病院特別会計予算        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(21名)   1番  村 中 将 治 君         2番  田 村 俊 哉 君   3番  高 橋 玉 美 君         4番  大 柿 兼 司 君   5番  竹 内 義 了 君         6番  近 藤 良 仁 君   7番  西 内 浩 真 君         8番  古 井 孝 司 君   9番  吉 田 和 男 君        10番  多 田   敬 君  11番  中   耕 司 君        12番  柿 岡 敏 弘 君  13番  並 岡 和 久 君        14番  天 羽   強 君  15番  千 葉 清 春 君        16番  平 田 政 廣 君  17番  木 下 善 之 君        18番  大 浦 忠 司 君  19番  立 川 一 広 君        20番  三 木 和 弘 君  22番  伊 丹 征 治 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      黒 川 征 一 君    副市長     近 泉 裕 久 君  教育長     竹 内 明 裕 君    総務部長    宇治川 栄 治 君  企画財政部長  山 口 頼 政 君    環境福祉部長  山 口 哲 司 君  福祉事務所長  田 中 一 幸 君    産業観光部長  大 西 裕 之 君  建設部長    松 林 修 治 君    教育次長    篠 原 伸 幸 君  総務部次長(総務課長兼務)         管財課長    川 原 正 治 君          東 口 栄 二 君  市民課長    大 西 利 恵 君    保険医務課長  前 田 知 子 君  健康づくり課長 窪 田 清 司 君    長寿・障害福祉課長                               藤 原 英 徳 君  まるごと三好観光戦略課長         農業振興課長  柿 本 憲 昭 君          城 野 義 明 君  学校教育課長  宮 内 一 也 君    学校給食センター所長                               近 藤 嘉 男 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    船 井 浩 美 君    事務局主査   福 原   聡 君        ──────────────────────            午前9時59分 ○議長(立川一広君)  皆さんおはようございます。 2月定例会議、本会議4日目の御参集、大変御苦労さまです。 本定例会議会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、4番大柿兼司議員、5番竹内義了議員を指名しておりますのでよろしくお願いします。 本日5日は、議案質疑委員会付託を行いますので、議事運営に御協力よろしくお願いします。また、本日の本会議散会後、議会運営委員会が開催されますのでお知らせをしておきます。        ──────────────────────            午前10時00分 開議 ○議長(立川一広君)  それでは、これより会議を開きます。 ただいまの出席議員は21名であります。定足数を満たしておりますので、これより2020(令和2)年三好市議会2月定例会議本会議4日目の会議を開きます。 あらかじめお願いいたしておきます。 お手元に本日の配席表をお配りしておりますが、質問の内容により会議途中で執行部側の席の一部を変更することがありますので、御了承ください。 それでは、本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第4号のとおりでございます。 本日は、議案質疑委員会付託を行います。 ここで皆さんにお諮りします。 本日の議案質疑は、1議題について1人15分以内での時間制限とさせていただき、議事日程日程ごとに一括して議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、本日の議案質疑は1議題について1人15分以内の時間制限と、議事日程日程ごとに一括して議題とさせていただくことに決定しました。 これより議案質疑を行います。        ────────────────────── △日程第1 議案第 3号 三好市行政組織条例等の一部を改正する条例について      議案第 4号 三好市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について      議案第 5号 三好市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第 6号 三好市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について      議案第 7号 三好市印鑑条例の一部を改正する条例について      議案第 8号 三好市の証明事務等の窓口を簡易郵便局に設置する条例の廃止について      議案第 9号 三好市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について      議案第10号 三好市老人憩家条例の一部を改正する条例について      議案第11号 三好市教育支援委員会条例の制定について      議案第12号 三好市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例について      議案第13号 三好市多目的集会施設条例の一部を改正する条例について      議案第14号 三好市地域多目的施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について      議案第15号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について ○議長(立川一広君)  日程第1、議案第3号 三好市行政組織条例等の一部を改正する条例についてから議案第15号 三好市集会所条例の一部を改正する条例についてまでの計13議案を一括して議題とします。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 初めに、9番吉田議員の質疑を許します。 9番吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  9番吉田。 私のほうから何点か質問させていただきます。事前にそれなりの資料はもらっているんですけども、ちょっともう少し深くあれしたいと思いますので。 議案第11号の三好市教育支援委員会条例の制定についての中で、議案書その1、34から35ページの第3条、組織の委員は15人以内と書いておるんですが、何人で、その構成割合は予定しておるのはどういう割合で予定しているのかと、もう一点は、第7条調査員の事項があります。その調査員は、どのような専門的事項を調査し、検査するのか、これについて説明願います。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  吉田議員の御質問にお答えいたします。 まず第3条の組織の構成ですが、委員は15人で、内訳としましては、教職員8名、医師2名、市職員2名、福祉施設長1名、主任児童委員1名、公認心理師1名でございます。 次に、調査員の業務についてですが、学校からの調査依頼によりまして該当の児童の授業中の様子などを観察、また担任などからの聞き取り等を実施し、身辺自立、言語、行動特性、集団での様子、学習の状況などについての調査を行い、調査票が作成されます。この調査票をもとに教育支援委員会審査会を開きまして、どのような進路が適切かといった助言を付して各学校に通知するという流れになっております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  今、教師とか医師とか人数を言っていただいたんですが、教師で8人ということですか。教師で8人、間違いありませんか。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  教師ですけれども、ただいま述べた人数ですけれども、現状の人数を述べさせていただきました。教師8名は間違いございません。教師等ということで8名ということでございます。今後、次年度の構成につきましては、以後の教育委員会会議等で新しい規則を設けまして、決定していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  私の聞き漏れかもわからんので、教師と聞いたんで、教師等だったら意味がわかるんですけど、教師というんで明言したように思ったんで再問したわけで、教師等という解釈でよろしゅうございますね。 これは、8人ということは、その配置先というのはどういう形になりますか。予定しておることがわかればお教えいただきたいと思います。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  教師でございますけれども、配置という形ではなく、委員会の委員として特別職で選任させていただくという形になってございます。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  ということは、そういう事案とか事例が出てきた場合に、即座に出てきたその箇所について今その構成された委員の中で対応していくということで、特にこの地域とかこの学校へとかというふうに決めているというそういうわけではなしに、そういう事案とかが出てきた場合に即座に全員でなくても対応するような形と、そういうような見方でよろしいでしょうか。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長
    学校教育課長宮内一也君)  今おっしゃられた教育支援委員会の委員のほうですけれども、委員は、議員さんがおっしゃられたとおり、所属というんでなくて、各校でそれぞれに私どもが特別職として任命させていただくんで、事案があったときに、委員開催時に集まっていただきまして、会議を行っているという状況でございます。 以上です。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  もう少し掘り下げて聞きたいんですけど、文教厚生委員会もあることだし、またそちらのほうで委員さん方に十分協議検討していただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(立川一広君)  吉田議員の質問が終わりました。 続いて、14番天羽議員の質疑を許します。 天羽議員。 ◆14番(天羽強君)  議案書その1の30ページ、議案第8号 三好市の証明事務等の窓口を簡易郵便局に設置する条例の廃止についてということで、平成24年12月20日、条例第31号を今回廃止するということで、これ、簡易郵便局に指定されたのが出合郵便局、それは出合郵便局でいろいろ戸籍等々の発行の事務をするようにできてたんですが、それをこの新年度から廃止をするということです。 この条例自体平成24年に制定をされていますが、旧法時代、この条例の根拠となる法律のまだ前の旧法時代から、いわゆるワンストップサービスとして出合郵便局で事務を取り扱っていた時代があるんです。多分、池田町時代からだったというふうに思うんですが、出合郵便局ワンストップサービスとして実施されてから令和2年、ことしの2月末日までの間に出合郵便局の窓口で取り扱われた事務の件数とその費用、これ、イニシャルコストも含んだ費用の合計が1つです。 それと2つ目に、そのワンストップサービスとして行われてきた年度からこの2019年度、令和元年度までの間で取扱件数が一件もなかった年度はあるのか、この2点についてお尋ねをします。多分、再問はないと思いますので。 ○議長(立川一広君)  市民課長。 ◎市民課長大西利恵君)  天羽議員の御質問にお答えいたします。 まず、1点目の御質問、出合郵便局の窓口で取り扱われた証明事務の件数についてお答えいたします。 三好市池田町出合簡易郵便局に設置しています市民サービス窓口では、戸籍謄本及び戸籍抄本の交付、住民票の写し、及び戸籍の付票の写しの交付、印鑑登録証明書交付事務について取り扱っております。平成17年12月1日に交付事務を開始してから令和2年2月末日までに取り扱った事務の件数は、合計で107件です。その費用の合計ですが、開始時に要した導入経費は、出合簡易郵便局ファクスを設置するための分電盤設置費等の経費、及び公印、レジスター等導入経費を含め、20万3,200円を支出しております。以降15年間で必要となった運営経費は、取扱事務手数料振替手数料ファクスリース料コピー機使用料などの経費で合計258万9,649円でした。導入経費と合計しますと、279万2,849円となっております。 続きまして、2点目の御質問、取扱件数が一件もなかった年度につきましては、15年間で、平成27、29、30年度の3年度につきましては取扱件数ゼロ件となっております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  天羽議員の質疑は終わりました。        ────────────────────── △日程第2 議案第16号 建物の無償譲渡について(三樫尾集会所他2施設)      議案第17号 建物の無償譲渡について(政友活性化施設)      議案第18号 土地の無償貸付けについて      議案第19号 財産の無償貸付けについて(馬場地域多目的施設)      議案第20号 財産の無償貸付けについて(落合地域多目的施設)      議案第21号 財産の無償貸付けについて(河内地域多目的施設)      議案第22号 財産の無償貸付けについて(有瀬地域多目的施設)      議案第23号 新市まちづくり計画書の一部変更について      議案第24号 市道の認定について      議案第25号 市道の変更について      議案第26号 市道の廃止について ○議長(立川一広君)  続いて、日程第2、議案第16号 建物の無償譲渡について(三樫尾集会所他2施設)から議案第26号 市道の廃止についてまでの計11議案を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております11議案については、発言通告書の提出がありませんので、質疑を終了します。        ────────────────────── △日程第3 議案第27号 2019(令和元年度三好一般会計補正予算(第7号) ○議長(立川一広君)  続いて、日程第3、議案第27号 2019(令和元年度三好一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 ただいまの議題になっております1議案については、発言通告書の提出がありませんので、質疑を終了します。        ────────────────────── △日程第4 議案第28号 2019(令和元年度三好国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議案第29号 2019(令和元年度三好農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(立川一広君)  続いて、日程第4、議案第28号 2019(令和元年度三好国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第29号 2019(令和元年度三好農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの計2議案を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております2議案については、発言通告書の提出がありませんので、質疑を終了いたします。        ────────────────────── △日程第5 議案第30号 2020(令和2)年度三好一般会計予算 ○議長(立川一広君)  続いて、日程第5、議案第30号 2020(令和2)年度三好一般会計予算を議題といたします。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 5番竹内議員の質疑を許します。 竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  済いません、一般会計の中で3点お聞きをいたします。一括してお伺いをいたしますので、それぞれお答えをいただいて、後、聞きたいことをまた再問させていただきたいと思います。 まず、議案書その2、一般会計の123ページ、農林水産業費農業費農業振興費の中の負担金、補助及び交付金で、鳥獣被害対策事業についての具体的な説明を求めます。 続いて、商工費観光振興費の委託料、にぎわいづくり推進事業ということで、これについての具体的な内容をお聞きをいたします。 それと、163ページ、教育費小学校費負担金、補助及び交付金小学校給食費補助金についての説明をお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  農業振興課長。 ◎農業振興課長柿本憲昭君)  竹内議員御質問の鳥獣被害対策事業226万4,000円について御説明いたします。 まず初めに、鳥獣被害対策事業補助金としまして30万円を計上しております。鳥獣被害対策ワイヤーメッシュ電気柵等の整備する際、設置費用の40%を補助するものであります。集落単位での取り組みとならないケースを対象としております。 次に、狩猟免許取得補助金として26万4,000円を計上しております。現在、三好市に200人程度の猟友会員がおられます。高齢化が進み、狩猟免許の3年更新をしない方もおられ、狩猟免許取得者減少傾向にあることから、狩猟の担い手を確保するために狩猟免許取得費用の全額を補助するものです。 続いて、大型捕獲おり製作補助金としまして90万円の計上をしております。これは、猿の被害対策として、猟友会単位で行う捕獲おり製作経費として準備するものです。 三好市内全域で猿の被害が深刻化しております。猿は、ほかの鳥獣と違い、群れで行動しますので、それゆえ一気に被害が深刻化します。また、くくりわなや銃器では1頭ずつの捕獲となり、特に銃器は発砲の場所が限られるなど地域内外での捕獲は非常に難しいことから、多頭捕獲が可能な大型おり猟友会が製作し、さらなる捕獲強化を図るものです。おりの製作に係る原材料費の50%を補助し、猟友会地区上限額を15万円として捕獲強化を図ります。おりのサイズ等については猟友会の判断としております。 最後に、有害鳥獣被害対策地域活動支援事業補助金として80万円の計上をしております。地域内の遊休農地有害鳥獣のすみかとなり、農作物の被害が拡大しております。地域内であることから、捕獲にも非常に難しい状況です。そこで、有害鳥獣が近づきにくい地域づくりとして、自治会等が行う農地管理のための草刈りに対して支援する事業です。対象は、農地であり、自治会等地域団体が実施することが主であり、他の補助金、中山間直接支払交付金多面的機能事業を受けていないこと、2戸以上で年間2回以上の草刈りを行い、農地として管理することなどです。この実施に応じまして、10アール当たり4,000円、1平米4円の支援を予定するものです。 以上、御理解よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  まるごと三好観光戦略課長。 ◎まるごと三好観光戦略課長城野義明君)  私のほうからは、竹内議員2点目のにぎわいづくり推進事業の具体的な説明についてお答えいたします。 三好市では、観光を市のリーディング産業として、官民連携した観光まちづくりを推進しております。今後、さらなるにぎわいづくりを創出するためには、民間と行政のつなぎ役であり、市の観光振興の中核を担う組織であります一般社団法人三好観光協会が中心となり、にぎわいづくりを創出することが重要であり、推進可能な組織強化を図っていくことが必要不可欠であると考えております。 このことから、これまでにぎわいづくりとして、三好市が中心となり、限られた財源の中で実施してまいりました、いけだ阿波踊り塩塚高原野焼き、祖谷の粉引き節日本一大会などの観光イベント及びメディア取材などのロケーションサービス事業について、今後は、一般社団法人三好観光協会が中心となり企画運営することにより、会員を初めとする民間事業者と連携した実施が可能となり、事業実施に対して民間の持つノウハウを取り入れることや、事業協賛金などの財源確保によりイベント内容などのさらなる充実が期待できることから、効率的かつ効果的なイベント開催などが見込まれ、これまで以上に地域の活性化と経済効果が図られると考えております。 これらを踏まえ、三好市観光協会が事業を推進するための人材確保と専門的人材の育成に取り組み、観光振興を担う組織の強化を図ってまいりたいと考えており、このことについて、にぎわいづくり推進事業費として予算計上させていただきました。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  竹内議員御質問の小学校給食費補助金についてお答えいたします。 小学校給食費補助金につきましては、2020年4月から市内の小学生の給食費を全額補助するものです。予算額3,330万8,000円につきましては、1食当たり240円、対象児童771人で、年間180食として算定しております。平成30年4月から実施しております中学校の給食費無償化、令和元年10月1日から実施しております幼稚園の給食費無償化に続きまして、本補助事業を実施することにより、市内の幼・小・中全てにおいて給食の無償化が実現することになります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  それでは、何点かお伺いをいたします。 まず、鳥獣被害の関係ですけれども、御説明をいただきました対策地域活動支援事業ということで、遊休農地草刈りをメーンにということでした。これって、対象が自治会ということで御答弁をいただきましたけれども、そのほかの、例えば団体とかに交付は今のところやってないという捉え方でよろしいですか。 ○議長(立川一広君)  農業振興課長。 ◎農業振興課長柿本憲昭君)  この事業は、今回初でありまして、今までやっておりません。これからの事業でありまして、基本的には自治会を基本として行いたいと考えております。 ○議長(立川一広君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  わかりました。実は、近くの遊休農地で荒れているところが鳥獣のすみかになっているという声も多く聞きますので、非常に効果的な施策につながればいいかなというふうに思っています。ぜひ、将来的にいろいろ検証していただいて、自治会やこういったことに理解のある団体等に広がりがもしできるようであれば、ありがたいなと思います。 あと、大型捕獲おりでかなり成果が上がっているというふうにもお聞きをしていますが、猿の群れの移動の調査データ自身でいうと、ちょっと古いデータに今頼ってるのかなという気もしますが、その辺、新しく調査をするようなお考えは今のところございますか。 ○議長(立川一広君)  農業振興課長。 ◎農業振興課長柿本憲昭君)  現在、その分については考えておりません。今、捕獲大型おりを購入して、非常に成果が上がっておりますので、今後、この猟友会大型おりを製作し、各地域に1基ずつ最低でも置いて、捕獲に努めたいと考えております。 ○議長(立川一広君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  わかりました。捕獲がかなり効率的に行われているという声も聞きますので、ぜひ広げていただけたらというふうに思います。 次、にぎわいづくりのことで、一般社団法人三好観光協会に、これまで市が直営のさまざまなイベントを委託をすると。例えば、マスコミのロケーションなんかもそちらで対応ということが今言われましたけれども、今の一般社団法人三好観光協会がどれほどの人員がおって、どういうような組織体制かというのが少しわかってないんですけれども、対応が可能でしょうか。 ○議長(立川一広君)  まるごと三好観光戦略課長。 ◎まるごと三好観光戦略課長城野義明君)  今、三好市観光協会のほうは、局長を初め、観光案内業務で4名の方がおられますが、今回の事業を行っていただくに当たり、2名の人件費をにぎわいづくり事業の中に予定しておりますので、対応は可能かと考えております。 ○議長(立川一広君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  わかりました。4人程度だったなと思ってましたので、新しくこういった事業が委託をされたときに可能なのかどうかというちょっと不安もありましたので、ことし初めて委託をされて、これまで以上の取り組みを求めるわけですから、組織的な、人的な、また金額的な対応も検証していただいて、対応を図っていただきたいというふうに思います。 あと、学校給食のことでお伺いをいたしますが、資料の中の説明も含めて、保護者負担の1食分240円が年間180日ということで計算もされていますので、月額定額で小学校の給食費が毎月4,500円程度というような捉え方でよろしいでしょうか。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  そのとおりでございます。 ○議長(立川一広君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  先ほど説明をいただいたように、平成30年から中学校の学校給食の無料化が始まって、令和元年度の10月途中から幼・保の無償化に伴って、小学校だけが料金が要るというようなことでした。制度としてこうなっても、なかなか保護者の皆さんにはわかりにくい、何で小学校だけ給食費を払うんだという声は多くお聞きをしましたので、非常にいい制度だろうというふうに思いますし、声が上がっていたのも事実ですので、ありがたいことでございます。 あと、その4,500円程度の、三季休業を入れると、要するに10カ月分ぐらいの4万数千円がなくなるということで、家庭内の可処分所得もふえてくるのかなという気はしております。時間がなくなりましたが、ぜひよい制度に育て上げていただきたいなというふうに思います。 あと、まちづくりや定住へつなげる施策として、これ、教育委員会だけでなく、地方創生の分野ででも検討いただくようにお願いをして終わります。 ○議長(立川一広君)  竹内議員の質疑は終わりました。 続いて、9番吉田議員の質疑を許します。 9番吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  私のほうからは、議案第30号 2020(令和2)年度の三好市一般会計予算の中で3点ほど一括して質問いたしますので、一括して答弁をお願いいたします。 その一つは、議案書その2の74ページ、2款総務費、1項総務管理費、24目施設整備費、12節委託料、この中で資料はいただいておるんですが、その中で、当然今回支所の補強改修あるいは新築というようなことで予算計上されております。その支所整備事業委託料1,985万9,000円のうち、山城支所新庁舎新築工事事業の損失調査委託料613万2,000円の内容について。 2点目、同じく74ページの総務費の中の14節工事請負費12億8,621万9,000円のうち、サンライズビル事業費解体工事費8億2,656万9,000円の概要。 3点目、議案書その2の157から158ページ、9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、1節報酬、3節職員手当等、8節旅費、この中での教育支援体制整備事業──これ、今回新規ということですので──の教職員をどのように配置するのか。配置先また人数、教務内容というか業務内容というか、それ等について御説明願います。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  吉田議員の御質問にお答えいたします。 議案書74ページ、2款総務費、1項総務管理費、24目施設整備費、13節委託料5,949万1,000円のうち、1,985万9,000円は支所整備事業で、そのうち613万2,000円は、山城支所新築工事に伴います事業損失調査委託料でございます。 事業損失調査委託料の内訳としましては、山城支所の建設予定地の地質調査を実施しましたところ、軟弱であるため、基礎をくい基礎とすることで設計を進めております。くい基礎とすることにより、工事で発生する振動によりまして周辺の地盤の亀裂、建物の損傷などが生じた場合に備え、あらかじめ計画建物の側壁より30メートルの範囲を対象に調査を実施し、周辺の状況を把握していくものでございます。 対象物件としましては、木造6棟、非木造4棟、計10棟で、うち居宅が6棟、倉庫1棟、店舗1棟、事業所2棟でございます。 続きまして、2点目の御質問のサンライズビルの解体工事費8億2,656万9,000円の概要について説明をさせていただきます。 直接工事費としましては6億2,038万5,000円、共通費としましては1億3,393万3,000円、それと消費税7,225万3,000円でございます。 スケジュールとしましては、6月議会に契約案件の議決を予定をしておりますのでよろしくお願いしたいと思います。7月に地元説明会を行いまして、現場着工を8月末から9月初めを予定しております。工事につきましては、まず外壁のアスベストを除去を行いまして、続きまして建具とか内装材、設備等の撤去、続いて躯体の解体、埋め戻し、整地という流れになると思います。竣工は、2021年7月を予定しております。 済いません、先ほど山城支所のボーリング調査の13節委託料と申し上げましたけども、12節の委託料です。間違えました。済いません。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  吉田議員の御質問の教育支援体制整備事業についてお答えいたします。 教育支援体制整備事業の配置先、人数、業務内容等ですが、まず三好市立小・中学校非常勤講師2名につきましては、児童・生徒数の減少とともに教員定数が減少しております西祖谷地区に配置をする予定でございます。業務の内容ですが、児童・生徒の学力保障のための授業を行うこととしております。 次に、三好市立中学校部活動指導員1名でございますけれども、配置は中学校の運動部の指導員を予定しております。 次に、三好市スクール・サポート・スタッフ1名につきましては、学校教育課に配置を予定しております。主に各学校の事務支援を担当するものでございます。時期や需要に応じまして、各学校において勤務するよう予定しております。なお、学校教育委員会事務局職員の任免につきましては教育委員会の権限に属しておりますので、今後、教育委員会の会議に諮り、決定することとなります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  今、説明を受けました。 まず、支所については、もうこれ、実際予定地が軟弱な基盤、脆弱というか、軟弱というか、そんな基盤がはっきりしとるから、今回、慎重な上で調査をして、くい打ち設計の方向へ持っていくという、こういう捉え方でよろしいんでしょうかね。そのために、今、木造とか非木造とか倉庫とかいろいろありますが、それに対しての調査も含めてすると、そういう捉え方でよろしいんでしょうか。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  この予定地のボーリング調査ですけども、正確にはこの月末まで工期がありますので、正式な成果っていうのはそれが終了してから出ると思うんですけども、速報値としていただいておる成果としましては、8メートルとか10メートルぐらいまで岩盤が出てこないということで、いわゆるくい基礎でなければだめだという判断をさせていただきました。 周辺の10棟につきましては、くいを打ち込むときの振動とかでひび割れとかが発生してはいけませんので、現状を把握するために家屋の周辺ですとか宅内に入らせていただきまして、柱とか壁とかを調査をさせていただくということでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  その結果を見て、設計を上げていくということになるんだろうと思うんで、当然その分、くい打ちをするということになると、工請のほうが当然ふえてくるような予想がされますので、当然それを見込んだ上で予算計上するという、そういう考え方でよろしいんですね。 それと、サンライズについては、アスベストの問題がありますので、なかなか金額的にも相当高額な金額でございますので、なかなか今後の利活用についてでも十分、この解体についてはその予定どおりいけるかどうか、アスベストの問題があるからちょっと心配されるんですが、現地の説明も十分納得をしていただいて、アスベストが問題になりますから、十分気をつけてやっていただきたいと思います。 それと、教育委員会の関連で、先ほど講師とか部活の指導員というような説明を受けましたし、それから事務的なスクール・サポート・スタッフとして学校教育課に置くというようなことですが、今現在、学校で事務職をしている事務職員っていうのは、それぞれの学校には置いてないように思うんですが、ちょっと記憶がはっきりしてないんですが、事務職ってどこの学校に何人置いているか、わかれば教えていただきたいと思います。わからんはいいです。わからんはいいんですが、わかりますか。わからなければいいですよ。わからなければ、当然置いてないとこは学校の先生が当然その分を担うというようなことになって、本来の教育職務といいますか、それに支障を来すから、当然それを支援するということで、それぞれの学校で支援をしていくと。要請があれば特にそうであるし、なくても、巡回的にそういう指導をしていくという、そういう捉え方でよろしいんでしょうかね。 それと、もう一点、中学校の部活の指導員、これについても1人ですが、これは中学校の指導員で1人ということですが、これはどこへ配置するか、例えば委員会において要請があるとこへ、中学校へ計画的に配置するんか、そこらはどうなんでしょうね、指導員。 ○議長(立川一広君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長宮内一也君)  指導員につきましてですけれども、現在、教育委員会事務局において一応案は持ってございます。ただ、今後の県費負担職員の配置等の決定後に、指導員につきましても教育委員会等の会議により決定したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  名目が学校教育支援ということですので、ぜひとも市内の学校の先生方の少しでもその労務軽減といいますか、そこらになるように、適宜偏りのないようなやり方でぜひ配置をして支援をしていただきたいと思います。要望しておきます。 以上です。 ○議長(立川一広君)  吉田議員の質問が終わりました。 会議の途中ですが、ここで11時まで休憩します。            午前10時43分 休憩            午前11時00分 再開 ○議長(立川一広君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、14番天羽議員の質疑を許します。 14番天羽議員。 ◆14番(天羽強君)  それでは、議案書その2の105ページ、高齢者保健事業費のことでお伺いします。 1つ目が、予算概要説明書によりますと、医療レセプトや健診に係るデータ、介護レセプト等の、いわゆる医療、介護のビッグデータを分析して、高齢者の保健事業と市町村事業としての介護予防事業を一体的に実施するとなっております。相当煩瑣な事務と効果的な事業を行うことが想定をされておりますが、予算額がわずか50万円でございます。この50万円で何をしようとしているのか、あるいは何ができるのか、まずお伺いをします。 2つ目に、事業の内容からすると、本業の合間でできるとは思われませんが、医療専門職──保健師になると思いますが──の配置はどうしていくのかが2つ目です。 3つ目に、保健事業についてお伺いします。 3点ほどございます。 1つ目に、後期高齢者の保健事業は、保険者──この場合、徳島県後期高齢者医療広域連合になりますが──において、どのように行われていたのかが1つ目です。 2つ目に、国保における保健事業と後期高齢者医療における保健事業との接続、連携は行われていたのでしょうか。 最後に、後期高齢者の重症化予防の取り組みは行われてこなかったのかということです。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  長寿・障害福祉課長。 ◎長寿・障害福祉課長(藤原英徳君)  私からは、天羽議員御質問の1番目と2番目についてお答えさせていただきます。 まず1番目の、医療レセプトや健診に係るデータ、介護レセプト等の、いわゆる医療、介護のビッグデータを分析して、高齢者への保健事業と市町村事業としての介護予防事業を一体的に実施することとなっており、相当煩瑣な事務と効果的な事務を行うことが想定されているが、50万円の予算で何をしようとしているのか、何ができるかについてお答えします。 高齢者への保健事業と介護予防の一体的な実施に係る事業は、徳島県後期高齢者医療広域連合から委託を受け、三好市が実施するものでございます。委託事業費としては630万円を計上しており、うち580万円が人件費で、この金額については人件費に充当しており、50万円は事務費となっております。 この事業は、国民健康保険制度の保健事業、後期高齢者医療保険制度の保健事業、介護予防の地域支援事業を一体的に実施する事業でございます。 高齢者の方は、加齢に伴い、要介護状態に陥りやすい、いわゆるフレイル状態になりやすい傾向にあります。このため、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に当たっては、フレイル状態を踏まえ、高齢者一人一人の状況に応じた対応を行うことが必要となります。この事業を実施する上で重要となるのが、医療専門職によるデータの分析となります。これまで実施主体が把握していた国民健康保険及び後期高齢者医療保険の医療レセプトデータや健診データ、介護レセプトデータ等を一括的に把握することにより、効果的かつ効率的に分析を行い、事業対象者を抽出し、地域の健康課題を把握した上で、事業の企画、調整を行います。この分析により抽出された利用者に対しまして、必要に応じて重症化予防のアウトリーチ──いわゆる個別訪問です──を実施する予定であります。 また、現在、地域支援事業で展開している通いの場において、重症化予防の普及啓発、健康教育、健康相談等を実施し、指導の必要な方に応じた受診勧奨やサービス利用勧奨等を行う予定であります。 続きまして、2番目の、本事業の内容からすると、事務の合間でできるとは思われないが、医療専門職保健師の配置はどうするのかについてお答えいたします。 本事業を実施するに当たっては、医療専門職である保健師の配置が必要となります。このため、本事業の企画、調整、分析を担う専従の正規職員の保健師を、みよし地域包括支援センター内に1名配置する予定です。また、高齢者に対して実施する保健事業につきましては、庁内横断的、一体的に実施していく必要があるため、専従の保健師だけでなく、健康づくり課の保健師、管理栄養士等も一緒に実施していく予定であります。 また、本事業につきまして、4月から具体的な保健事業をすぐにスタートするということではなく、先ほども御説明させていただいたとおり、まず実態分析を行い、三好市の高齢者保健課題を分析いたしまして、その結果により、対象者をどこに絞って保健事業を実施していくのかを計画していくことになります。令和2年度におきましては、限られたマンパワーの中での実施となることから、効果的な実施に向けて、分析したデータをもとに、順次、事業を実施していくことになります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(前田知子君)  天羽議員の御質問の3番目、保健事業についてお答えいたします。 後期高齢者の保健事業は保険者である徳島県後期高齢者医療広域連合においてどのように行われていたかについてお答えいたします。 徳島県後期高齢者医療広域連合におきましては、保健師等の医療専門職の配置がなく、徳島県の市町村から派遣された事務職員で保健事業を実施しております。 実施内容としましては、健康診査、歯科健康診査、重複頻回受診者訪問指導、後発医療薬品の使用促進となっております。なお、広域連合としては、健康診査受診券の発送など事務的な部分を担っており、検査等の部分については、徳島県医師会や徳島県歯科医師会などに委託しております。 続きまして、国保における保健事業74歳までと後期高齢者医療における保健事業75歳以降との接続、連携は行われていたのかについてお答えいたします。 国保における保健事業74歳以下の実施主体は三好市であり、後期高齢者医療保険における保健事業である75歳以上の実施主体は後期高齢者医療広域連合であり、実施主体が異なっております。また、法的にも枠があったことから、これまで十分に接続、連携されてきておりません。現状では、74歳以下と75歳以上の保健事業については各制度のもとで実施されておりますが、これらの保健事業の接続の必要性が重要であることから、令和元年5月に法改正も行われまして、この令和2年4月から保健事業と介護予防の一体的な事業が実施可能となっており、高齢者の心身の特性に応じたきめ細やかな保健事業が実施することが可能となっております。 続きまして、後期高齢者の重症化予防の取り組みは行われてこなかったかについてお答えいたします。 徳島県後期高齢者医療広域連合の保健事業としまして、健康診査を受診していただくことで、生活習慣病の早期発見や重症化予防につなげるために自身の健康状態を把握していただいておりました。ただ、保険者である徳島県後期高齢者医療広域連合としての重症化予防の取り組みとしては、実施できておりませんでした。 三好市としましては、地域支援事業の中で、理学療法士による体操指導等、介護予防の事業については実施しており、さらには令和2年度から実施する高齢者の保健事業と介護予防の一体化の事業により、後期高齢者の実態を把握し、重症化予防の事業に取り組んでいくこととしておりますので、以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  天羽議員。 ◆14番(天羽強君)  ありがとうございました。 今、前田課長から話があったように、去年の5月に健康保険法等の一部を改正する法律が成立をして、この4月から実施ということで、この制度が入ってくるわけなんですが、いわゆる先ほど長寿・障害福祉課長のほうからあったように、つまりレセプトデータを利用して、フレイル状態にあるお年寄り、高齢者を把握をして、そしてフレイル予防につなげていくということだろうと思うんですよね、簡単に言えば。 今現在、きのうもちょっと話があったんですが、通いの場というのがあると。例えば、いきいき百歳体操というのもきのう答弁がございましたが、こういったのも高齢者の保健事業として市町村事業としての介護予防事業を一体的に実施するという中に多分含まれるだろうというふうに思うんですが、それはどういうふうな扱いになりますかね、考え方として。 ○議長(立川一広君)  長寿・障害福祉課長。 ◎長寿・障害福祉課長(藤原英徳君)  天羽議員の御質問にお答えします。 今、令和2年1月現在、56カ所、約1,000人余りの介護予防いきいき百歳体操が地域で展開されております。こういった場合に、地域包括支援センターは平成29年度から3年間にわたって携わってまいりました。その通いの場という今現在の地域支援事業の中でフレイル対策も行っておるわけなんですが、それプラス、その地域支援事業の中で行われている百歳体操の中での方々の分析も含めて、一体的に実施していこうと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  天羽議員。 ◆14番(天羽強君)  フレイル状態の高齢者をデータで探して、個別訪問等々によって、このいきいき百歳体操に来ていただくとか、あるいは通いの場に来ていただくとか、あるいは医療につなげるとかそういったことが大事になってくるだろうというふうに思います。 もう時間がありませんので、あと国保における保健事業と後期高齢者における保健事業というのが、これ、接続されてこなかったということで、そういった意味で、この4月から保健事業との市町村事業としての一体的に実施するということになったわけなんですが、何でかな、国保が、例えば特定健診というものをやってるんですよね。そのデータがあって、75歳来ても、後期高齢者になってしまえば、そのデータが生かされてなかった。これはもう三好市だけじゃなしに、全国的にそういう取り組みがあって、それをちょっと踏まえた上で、反省したといいますか、それで制度改正がなったというふうに思うんですが、ちょっとよくわからないのは、いわゆる後期高齢者のそうした重症化予防の取り組みも十分に行われてこれなかったということと、接続も行われてこなかったということは、どういうふうな理由で行われなかったのかといいますか、75歳来たら、もう健康診断しても病気持ちで大変だというふうな状況だったんかどうか、そこら、どういうふうに思ってますかね。 ○議長(立川一広君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(前田知子君)  その取り組みが行われてこなかったのかっていう御質問でございますが、徳島県の後期高齢者広域連合では保健師の医療専門職っていうのが配置されておりませんでして、保健事業を担当している者が市町村から派遣された1名だけで事業を行っているという状態でした。それで、こういった行うべきであるKDBシステムを活用した地域全体の高齢者の健康課題や市町村における保健事業の取り組みとかの整理、分析とかということが難しい状態でございまして、それで市町村との十分な協議が行われなかったということで、その連携ができていなかったということでございます。 ○議長(立川一広君)  天羽議員の質疑が終わりました。        ────────────────────── △日程第6 議案第31号 2020(令和2)年度三好国民健康保険特別会計予算      議案第32号 2020(令和2)年度三好後期高齢者医療特別会計予算      議案第33号 2020(令和2)年度三好農業集落排水事業特別会計予算      議案第34号 2020(令和2)年度三好浄化槽事業特別会計予算      議案第35号 2020(令和2)年度三好土地取得事業特別会計予算      議案第36号 2020(令和2)年度三好給食事業特別会計予算      議案第37号 2020(令和2)年度三好市井内財産特別会計予算      議案第38号 2020(令和2)年度三好簡易水道事業特別会計予算      議案第39号 2020(令和2)年度三好水道事業会計予算      議案第40号 2020(令和2)年度三好国民健康保険市立三野病院特別会計予算 ○議長(立川一広君)  続いて、日程第6、議案第31号 2020(令和2)年度三好国民健康保険特別会計予算から議案第40号 2020(令和2)年度三好国民健康保険市立三野病院特別会計予算までの計10議案を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております10議案については、発言通告書の提出がありませんので、質疑を終了します。 これより今定例会議に上程されております日程第1、議案第3号 三好市行政組織条例等の一部を改正する条例についてから日程第6、議案第40号 2020(令和2)年度三好国民健康保険市立三野病院特別会計予算までの計38議案を、三好市議会会議規則第37条第1項の規定に基づき、お手元に配付しております2020(令和2)年三好市議会2月定例会議議案等審査付託表により、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 お諮りします。 ただいま付託いたしました各案件について、万一付託違いがある場合は、議長において処理することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、付託違いがある場合には議長において処理することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 今後の日程は、3月9日、10日、11日に各常任委員会で付託案件の審査をお願いします。最終日の19日に本会議を開き、委員長報告、採決を行います。 討論通告締め切りは3月16日月曜日の正午となっておりますので、期限厳守でお願いをします。 本日はこれにて散会します。 大変お疲れさまでした。            午前11時17分 散会...